やっと落ち着きました

葬儀の後もAさん関係でやることが色々あって、それも今日で漸くひと段落です。

 

本日、Aさんの遺言書を預かっていた銀行の方とお会いして、相続の手続きというか依頼?を致しました。

大体半年くらいかかるそうですが、素人の私たちがやるとなったらもっと時間もかかるでしょうし、もう全部お任せで。

 

あとは来週あたり、お世話になった施設へお礼に行くくらいかなぁ。

もう少し落ち着いたら、お休み中のヨガ教室に復帰しようかなと思う午後でした。

気持ちを切り替えて

昨日、無事にAさんの葬儀が終わりました。

前日の大雨、昨日は午前中しとしとと雨が残っておりましたが、火葬後はびっくりするくらいキレイな青空が広がっていました。

ずっと胸に重たいものがあったのですが、空を見上げてほっとし、思わず姉と笑ってしまいました。

なんか、Aさんらしいね、と。

 

お骨上げを終え、お寺で初七日をして頂き、お骨や位牌はそのまま預かって頂けるお話だったので、A家のお墓にご報告のお参りをして帰りました。

終わった~という実感はまだ半分くらいですが(各所の支払いまだですし)、今週中に今後やることをチェックして、来週以降で少しずつ動こうと思っています。

 

とは言え、すぐに手続きしないといけないものもちょいちょいあるわけで……。

 

Aさんは介護サービスを使っていたので、認定証や保険証などの返却、電気の支払い方法変更、他口座引き落としになっているものの停止や変更……と考えたらぽろぽろやること出て来るんですよね。

その中でも今一番困っているのが、年金の停止手続き。

これ、私では出来ないんじゃないかなぁ。

某相談系SNSでも質問してみたけれど、明確な回答がなかったので、さてどうしようか、ってところで止まってます。

でも悩んでもできないものはできないわけで。

だから私たちができないことは全部弁護士さんか誰かにお任せしようと思っています。

 

Aさんの具合が悪いって施設から連絡を貰って以来、気持ちが沈んだりイライラしたりと精神的にキツイ日が続いていましたが、今日から気持ちを切り替えて日常に戻ろうと思います。

 

今後もし親族にお世話を頼まれても、断固拒否しますよ!(苦笑)

湯灌の儀

今日はAさんの、湯灌の儀と納棺の儀でした。

兄はどうしても外せない用があったので、姉と二人で行いました。

 

湯灌は施設で大変丁寧にエンゼルケアをして頂いたので、葬儀社さんとの打ち合わせでお話を聞いた時は(必要ないかな)と思っていました。

でもプランが最初の予定から大きく変わり、予算にも余裕があったので(葬儀費用として予め母が預かっていた分があると判明しまして……)、お願いすることにしたのです。

 

私の両親の時は病院でエンゼルケアして頂きましたが、湯灌の記憶は……ない、ような?

 

で、Aさんです。

親族控室にて行う、と昨日伺っていたのですが、式場へ行ったら「専用の大きな和室(イメージはお城のお殿様がいるような立派な部屋です)で行えるよう準備しております」と言われ、あれれ? と。

プランの中に入っているけど不要なものが結構あって、料金はそのままで結構ですとお断りした分が、その大きな和室の使用料分程になっていたようです。

昨日打ち合わせの後も考えて下さったようで、式場スタッフの方ともお話合い下さり、まさに儀式、という形で行って頂けました。

姉と私しかいないのに、司会進行の方まで付いて下さって……。

湯灌は遺族の自己満足だという意見も世間にはあるようですが、実際その場で目にすると、やって頂いて良かったなぁと思いました。

お通夜をなしにしたので、セレモニー的なことが出来て良かったという意味では、やはり世間の湯灌否定派の方がおっしゃる“遺族側の自己満足”にしかならないかもしれませんが。

 

ただひとつ、これだけは本当にやって頂いて良かった!と思えたこと。

施設の方にエンゼルケアして頂き、メイクもして頂いたのですが……うーん、濃いピンクのグロスてかてかだなぁ……と、正直、思ってました!

お顔に白いハンカチを掛けたらべったりと、キスマークがついてしまうくらい、だったのです……よ。ははは……。

もちろんお願いしたのは私ですし、丁寧にケアして頂けましたので文句など言いませんし、言えません。

でも湯灌の後、女性の方が大きなメイクボックスを開き、肌の色に合わせてリキッドファンデーションを混ぜたり、お顔のシミをひとつずつ丁寧に隠して下さったり、細かなところまで本当に丁寧にメイクして下さり、口紅もその年齢の女性に合った色で、仕上がったお顔は本当にナチュラルでキレイでした。

 

料金は確かに高額ですし、なんらかの事情で行えない場合もあると思います。

やったから、やらなかったから、で変わるのは遺族の気持ちだけで、ご本人には聞けませんから……。

 

納棺を終えて控室に戻り、プランの変更点の説明を受け、暫く姉とAさんの側で過ごして帰宅しました。

明日は銀行へ行ったり、Aさんがお好きだった(と思う)和菓子を買いに、少し遠出する予定です。

時間があれば式場にも寄りたいのだれど、行き先が真逆だから、恐らく無理かな。

 

天気が心配だけど……明日も頑張ります。

いよいよの時が来てしまいました

昼過ぎに施設から再度連絡があり、向かいましたが……Aさんは息を引き取りました。

お式の手配やなんやを済ませ、ちょっと前に帰宅。

気が抜けました……。

 

これからやらなきゃいけないこといっぱいあるのはわかってるけど、今夜は自宅で少しだけ、お酒を飲んでます。

今まで夜中に連絡あるかもしれないから、とお酒は控えていたんですが、今夜は……ね。

 

兄と姉もお式には出てくれるようで、ちょっと安心しました。

断られたら私一人!? とかね、ずっと考えてモヤモヤしてたので。

Aさんには申し訳ないが、お式まで式場で休んで貰っています。

さすがに、ずっとついてるのは無理です……。

 

明日納棺、明後日が友引なので明々後日にお式です。

先日葬儀の見積もりを頂いた葬儀社さんなのですが、色々考えて下さって、大きなホールではなく控室をお借りしてのお見送りになります。

お花少ないなぁって見積もり見て思ってたんですが、ホールを使用しない分、お花で祭壇を作って下さるとのこと。

本当にありがたい!

もしかして裏プラン? なのかしら? ……なわけないか。

 

いよいよの時の準備はしていましたが、いざその日が来てしまうと頭真っ白になりますね。

これが身内だと亡くなったショックが大き過ぎてもっと真っ白なんでしょうけど……。

 

冷静に、落ち着いて、無事お見送りできるよう、がんばります。

施設からの電話

Aさんの状態はこの五日程「安定しているようです」と聞いていました。

だから今日の朝貰った連絡も、それほど危機感を持って受けたわけではありませんでした。

 

電話によると、食事が摂れなくなりました、とのこと。

つい五日前、ゼリー食べましたーって聞いたばっかりなのに……。

 

会わせたい人がいたら連絡してくださいって言われ、(そんな相手がいるなら今私がこの電話受けてないんですけども)って思ってしまいました。

連絡するのは兄か姉しかいないし、今更親戚に「もう危ないですけど会います?」って言って、「なんでもっと早く連絡くれないの」的なこと言われたら多分、私キレると思う。

相手(親戚)の自己満足のために動く気はさらさらなくて、あとで何か言われたらそれはそれで腹立つけど、もう終わったことなのでと無視することもできるんだけど……。

 

呼吸も荒くなってるとか。

本当なら今すぐ駆けつけるべきなんだろうけど、身内っていうより身元引受人だから、本当にいよいよってなってからにしよう、と思ってたりします……。

 

 

親の介護

アラサー、アラフォーくらいになると、ちらっとでも考える、親の介護。

 

うちは前も書いたんですが、両親はすでにおりません。

祖父母もおりません。

母は一人っ子でしたのでおじおばもおりませんし、婿養子だった父の実家とは、母の葬儀後縁切りを告げられてしまい「万一何かあっても今後連絡しない」ということになっています。

父方にはおばが三人、いとこが十人ほどいましたが、遠方なのでそれ以前からほとんどお付き合いはありませんでしたけど。

うちでいう親戚、というのは母のいとこ……つまり祖父母の代で縁が繋がった方ばかりです。

現在私が関わっているAさんは例外として、今の所介護に携わることってないんですよね。

 

昨日の夜、友人から久しぶりに電話がありました。

最近会社を辞めて実家に戻って来た友人は、いつになく弱々しい声でお母さんに認知症の症状が出始めたと話し始めました。

友人のご両親は一昨年熟年離婚され、お母さんはお一人で生活されてました。

元旦那さんは九州の方で、離婚後はそちらへ行ったそうです。

関東で一人暮らしをしていた友人は、お母さんを呼んで一緒に暮らそうと何度も話したそうですが、近所にはお友達もいるし、離婚の際家を貰ったのでと、地元に残ると言われたようです。

何年か前に、軽い脳梗塞で入院されたことは知ってました。

幸い発見が早く麻痺もあまり残らず、時々スーパーでお会いすると「オバコちゃんもうちの子(友人)も、おひとり様コースね!」ときっつい冗談を言われたりもしました(苦笑)。

友人は一人っ子。

母方のおばさんは二人いるみたいですが、お一人は海外在住、もうお一人は遠方住まい。

 

友「やっぱりひとりで介護するのって大変だよね……」

 

自分の親だから、出来る限り自分で介護したい。

でも自分の生活もあるから働かないといけない。

今後母の症状が重くなったら、仕事は続けられなくなるんだろうか。

そしてそれはいつまで続くんだろうか……。

友人は不安を口にして、どうしよう……、と弱々しく呟きました。

 

どうしようって、介護するしかないでしょう。

状況は違うけど私も似たようなことしてきてるし、全くの無知ではないから相談には乗れると思う。

そんな話を続けるうち、友人は落ち着いたのかいつもの調子に戻りました。

 

友人とは言えよそのご家庭のことにあまり首を突っ込むつもりはありません。

ただ、不安を吐き出せる相手がいるのといないのとでは全く違うってことだけはよーく知ってるつもりです。

『親の介護』は私が結婚しない限りできないし、結婚しても相手に親がいなかったらそれもできないわけで、羨ましいとは思わないけど、どこか寂しい気持ちは残ります。

親は生きていてくれるだけでいい。

そう言う方はたくさんいます。

私も、そう思います。

いなくなってから、あれもしたかった、これもしたかったと思っても、遅いのです。

介護疲れによる悲しいニュースもよく聞きます。

きれいごとばかり言っていられない日が来ることもなんとなく、わかります。

でも友人には、前向きな気持ちで『親の介護』を始められるよう、手助けできたらいいなと思っています。

 

見積もり

先日電話で葬儀会社に頼んでいた見積書が昨日届きました。

Aさんの状態はちょっと持ち直したので、しっかり確認して“その日”を焦らず過ごせる……といいなぁ。

 

見積もりは三種、プラン違いのものをお願いしました。

使用する祭壇でかなり値段が変わってくるんですね。

うーん。

見比べると、こっちのプランは料金的に満足だけど、別のプランのこれとこれを追加で欲しいなぁ、とか、やっぱり一番高いけどこのプランなら他にオプションなくてもいけそうだなぁ、とか、迷ってしまいます。

これが急なことだと頭も回らず、“葬儀会社の言いなり”って話も分かりますね。

何がいいか分からない!でも早く決めないといけない!じゃあこれでいいです!

ってなると思う。

葬儀会社のCMで、生前見積もり~とか流れますが、気持ちに余裕がある時に冷やかしでもいいから行っといた方が絶対いいと思いますね。

見積もりは貰ったけど、今度は実際の会場の広さとか祭壇の大きさとか知りたくなっちゃったなぁ。